横浜市は、4月11日から17日の間に判明した個人情報に関わる事故5件について公表した。いずれも対象者を直接訪問して説明と謝罪を行うなど、対応を進めている。
同市によれば、今井地域ケアプラザでは、4月12日に利用者の氏名、住所、電話番号、印影などが含まれる「介護保険制度一部改正に伴う事業内容変更についての確認書」控えの誤交付1件が発生した。
また西区税務課においても、4月15日に「固定資産税非課税証明書」の申請者1人に、別人の証明書を交付している。一方、横浜市新橋ホームでは、3月9日に広報誌に写真を掲載するための同意書を誤って別の入所者に送付し、4月11日に家族からの連絡で気が付いたという。
鶴見消防署では、消防隊が4月13日に出動した際、傷病者の氏名、住所、電話番号が記載された「出場指令書」を紛失した。また資源循環局戸塚事務所では、ごみの分別指導を行う際の「訪問カード」を、誤って別世帯のポストに投函する事故が4月13日に発生している。