大阪府岸和田市立いながわ療育園の職員が、児童380人分の個人情報が保存されたUSBメモリを紛失したことがわかった。

所在が不明になっているのは個人所有のメモリで、同園に通っている肢体不自由児380人分の氏名、住所、生年月日、障害の程度などが保存されていた。USBメモリの利用は原則禁止されていたという。

同職員は3月30日、作業のためデータをメモリに保存し、その後データを消去せずメモリを持ち帰ったが、その後立ち寄った送別会や帰宅途中に紛失したと見られている。同市では関係者へ謝罪。パソコンや外部メディアの管理徹底など再発防止対策に取り組む。