富国生命保険において、長野県保険医協会の会員1347人の個人情報が記載されたリストの紛失が判明した。

所在不明となっているのは、団体定期保険普及のため、2008年4月に長野県保険医協会から富国生命保険松本支社へ提供された会員リスト。氏名や勤務先、勤務先住所など個人情報1347人分が記載されていた。

同社によれば、3月12日にリストを返却するため確認したところ、紛失が判明したという。書類は誤って廃棄した可能性が高く、外部へ流出した可能性は低いと同社では説明している。

同社では、対象となる顧客への説明と謝罪を進めているが、紛失した情報の不正利用などは確認されていないとしている。