【機密情報が記録されているICカード!個人情報が漏れてしまう可能性は?】
【機密情報が記録されているICカード!個人情報が漏れてしまう可能性は?】
皆さんは普段、どんな交通系ICカードを使用していますか?
Suicaを筆頭にPASMOなどの交通系ICカードが利用できますが、ICカードは膨大な情報を記録することができるのをご存知でしょうか?実際にどのように使用したのか履歴が残るので、さまざまな目的で活用できます。
しかし、この履歴によって懸念されているのが、個人情報の流出です。
それでは、機密情報が記録されているICカードで個人情報が漏れてしまう可能性はあるのかご説明しましょう。
交通系ICカードは個人情報漏洩のリスクがある
交通系ICカードはその特性上、個人情報漏洩のリスクやプライバシー侵害のリスクがあります。
というのも、交通系ICカードには「履歴」と「サーバーへの登録情報」が原因として挙げられます。
交通系ICカードを利用した日や駅の情報が履歴として残るので、ICカードを使った人の行動パターンがある程度予測されてしまいます。たとえば、最寄り駅を利用したこと、下車した場所が通学先や勤務先ということが分かった場合、第三者に不正利用されるとSNSとの紐づけによって個人が特定されてしまう恐れがあるでしょう。
また、交通系ICカードには無記名式と記名式の2種類がありますが、問題なのは記名式の交通系ICカードです。
記名式の交通系ICカードの場合、指名、生年月日、性別、電話番号がサーバーで管理されています。交通系ICカードに直接個人情報が記録されているわけではありませんが、万が一交通系ICカードを紛失することがあった場合、駅の窓口で手続きをする際に公的証明書を提示しなければなりません。
不正される心配はほとんどないと言えますが、手続きのタイミングで個人情報を晒すことになるので気に留めておくだけでも良いでしょう。
まとめ
交通系ICカードは非常に利便性が高いので誰もが利用するものですが、少なからず個人情報が漏洩する危険性があることを忘れてはいけません。
特に交通系ICカードに記録されている履歴は、下手をすれば個人を特定されてしまうほどの情報が記録されているので、決して紛失しないようにすることが大切です。
もしも紛失してしまったら、すぐに駅員に相談して利用停止の手続きを行いましょう。
普段何気なく交通系ICカードを使っているかもしれませんが、第三者に不正利用されないように気を付けて取り扱うことが大切です。