「コンビニで戸籍謄本をとる取得方法が知りたい」
このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、戸籍謄本をコンビニで取得する方法のほか、コンビニで取得できる戸籍謄本以外の書類を詳しく解説します。
戸籍謄本などの公的な書類を取得する際は、ぜひ参考にしてみてください。
戸籍謄本をコンビニで取得する方法
戸籍謄本は、コンビニに設置されているマルチコピー機で取得可能です。
取得方法は、住まいと本籍地の市区町村が同じ場合とそうでない場合によって異なります。
ここからは、以下のコンビニで取得する際に必要なものから、取得方法2種類をご紹介します。
● 戸籍謄本取得時に必要なもの
● 住まいと本籍地の市区町村が同じ場合の取得方法
● 住まいと本籍地の市区町村が異なる場合の取得方法
それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
戸籍謄本取得時に必要なもの
コンビニで戸籍謄本を取得する時に必要なものは、以下3つです。
● 電子証明書が有効なマイナンバーカード
● 暗証番号(4桁数字)
● 証明書の発行手数料
自治体によっては住民基本台帳カード(住基カード)の利用が可能ですが、マイナンバーカードを持っている場合は発行自体ができません。
国全体でマイナンバーカードの普及が進んでいるため、マイナンバーカードに切り替えておいたほうが、今後の手続きが便利になる可能性があります。
住まいと本籍地の市区町村が同じ場合の取得方法
ここでは、住んでいるところと本籍地の市区町村が同じ場合の取得方法をご紹介します。
手順は以下のとおりです。
1. マルチコピー機のメニューから「行政サービス」「証明書の交付」を選ぶ。
2. カード置き場から、マイナンバーカードを読み取らせる。
3. 証明書を交付する市区町村を選ぶ。
4. マイナンバーカード交付時に設定した暗証番号を入力する。
5. 証明書の種別選択で「戸籍謄本」を選び、必要な部数を入力する。
6. 発行内容の確認後、料金を支払って証明書と領収書が出力されれば、手続き完了。
マルチコピー機の利用時間は6:30〜23:00ですが、自治体によって戸籍に関する書類発行の時間が制限されていることがあります。
住まいと本籍地の市区町村が異なる場合の取得方法
次に、住んでいるところと本籍地の市区町村が異なる場合、戸籍謄本は戸籍証明書交付の利用登録申請後に取得が可能です。
利用申請手順は次のとおりです。
1. マルチコピー機のメニューから「行政サービス」「戸籍証明書交付の利用登録申請」を選ぶ。
2. 本籍・筆頭者氏名などの必要事項を入力する。
3. マイナンバーカードに記載されている、生年月日・有効期限などの情報を入力する。
4. マイナンバーカード交付時に設定した暗証番号を入力する。
5. 申請内容を確認する。
利用申請から利用登録完了までには、3日(土日祝・年末年始を除く)程度かかります。
登録完了の通知はないため、申請からの日にちを自分でカウントするようにしておきましょう。
戸籍謄本以外にコンビニで取得できる書類とは
戸籍謄本以外にもコンビニで取得できる公的な書類がいくつかあります。
代表的なものは以下のとおりです。
● 住んでいる市区町村の証明書
● 本籍地の証明書
● 感染症予防接種証明書
それぞれの書類を確認していきましょう。
住んでいる市区町村の証明書
戸籍謄本以外にも、コンビニでは住んでいる市区町村の証明書の取得が可能です。
具体的な証明書は、以下のとおりです。
● 住民票の写し
● 印鑑登録証明書
● 住民票記載事項証明書
● 税金関係の証明書
また、コンビニで証明書を取得すると住民票コードは記載されないため、住民票コードが必要な場合は市区町村の役所で証明書を発行する必要があります。
本籍地の証明書
コンビニでは、本籍地に関連する証明書が発行できます。
代表的なものは次のとおりです。
● 戸籍証明書(全部事項証明書・個人事項証明書)
● 戸籍の附票の写し
本籍の市区町村によりコンビニで取得できる証明書の種類が異なるため、あらかじめ確認しておく必要があります。
本籍の市区町村のホームページを確認しておくか、直接問い合わせしてみるのがいいでしょう。
感染症予防接種証明書
新型コロナウイルスの感染が広がった影響で、コンビニで新型コロナウイルス感染症予防接種証明書が発行できるようになりました。
取得時には、マイナンバーカード・暗証番号(4桁数字)・接種証明書発行料120円が必要です。
また、海外用の接種証明書をコンビニで取得するには、2022年7月21日以降に海外用の接種証明書を取得している必要があるため気を付けましょう。
コンビニで取得できる戸籍謄本は個人情報が含まれるため取り扱いに注意しよう
ここまで、戸籍謄本をコンビニで取得する方法や、戸籍謄本以外にコンビニで取得できる書類をパターンに分けて解説しました。
戸籍謄本には、自分の氏名や住所だけでなく、家族の氏名や住所などの個人情報が掲載されています。
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