情報漏洩の対策は無理?事後対応と対策について
こんなお悩みはありませんか?
情報漏洩って実はヒューマンエラーが原因になるのがほとんどで、不正アクセスが原因になるのはあまりありません。
しかし、被害件数が増える原因は不正アクセスとなっています。
そのため、ヒューマンエラーを回避するのと不正アクセスをさせない取り組みが大事になってきます。
その点をこの記事では解説していきますよ。
情報漏洩の対策をしていても漏洩は起きる
情報漏洩の対策をしていても漏洩は起きてしまうという事実はご存知でしょうか。
柿安や日能研などが最近の情報漏洩事件です。
しかし、その他にもベネッセコーポレーションが過去に情報漏洩を起こしてニュースになったのも知っている方も多いでしょう。
その事実についてここでは解説していきます。
上場企業でも情報漏洩は起きる
繰り返しになりますが、上場企業でも情報漏洩は起きてしまいます。
なぜなら、情報漏洩にはヒューマンエラーが関わっているからですね。
全ての仕事がAIに置き換わるのであれば問題はありませんが、全ての仕事で人間が関わらないことはありません。
そのため、たとえ上場上場企業という大きな会社であっても、情報漏洩は確実に起きてしまうということですね。
漏洩は起きるのだから事後対応は仕方ない
情報漏洩は起きてしまう前提で話を進めると、事後対応することは悪いことではありません。
情報漏洩事態が起きないように努力する必要はありますが、ヒューマンエラーが問題になってしまうため確率をゼロにするのはほとんど無理だからですね。
ですから、情報漏洩はいつかは起こってしまうものとして考えておきましょう。
ただし同じ事故が2度と起こらないようにする
情報漏洩が起こってしまい流出が避けられないとしても、同じ事故が2度も起こると信用が失墜してしまいます。
そのため、同じ原因で事故が起こらないように再度社員を教育する必要がありますよ。
それに事故対応で決めたマニュアルが守られない場合もあるので、管理者は定期的な点検を確実に行うようにしてください。
情報漏洩のうっかりミスをなくすためには
情報漏洩の最大の問題はヒューマンエラーから起こってしまうことです。
そのためこのヒューマンエラーが二度と起こらないようにするためにはを考えなければなりません。
そこで対策すべきことは以下の通りです。
- 社員教育を徹底する
- 情報の機密性を上げる
- 管理する部屋へのアクセスを制限する
それぞれ解説していきますね。
社員教育を徹底する
まず情報漏洩が起こってしまった場合には社員教育を徹底することから始めていきましょう。
社員教育では、情報漏洩がいかに怖いものなのかや自社で決めたマニュアルへの教育などが必要です。
ですから、その前に管理者も教育しておく必要があり、かなりのコストがかかると考えておきましょう。
情報の機密性を上げる
ヒューマンエラーをなくすよりもコストが低くできるのが、情報の機密性を上げることです。
例えば、今まで誰もがアクセスできた情報にパスワードをかけてアクセスできる人間を制限する方法がありますね。
もしこの方法を利用するのであれば、情報の管理者を配置しておくと良いでしょう。
管理する部屋へのアクセスを制限する
また情報の機密性を上げる他に管理する部屋へのアクセスを制限する方法もあります。
この場合は機密文書を管理する部屋に対して鍵をかけてしまうというのが有効です。
そもそも機密文書へアクセスできる人間が減れば、それだけ流出する可能性は低くなります。
情報漏洩する人数の増加は不正アクセスが多い
情報漏洩する原因のほとんどはヒューマンエラーですが、流出する件数の増加は不正アクセスによる場合が多いです。
そのため被害を最小限に抑えるためには、不正アクセスへの防御をしていきましょう。
<h3>データへのセキュリティは万全にする</h3>
まず第一に行って欲しいのはセキュリティを万全にすることです。
ウイルス対策ソフトを入れるのは当然ですが、PDFやエクセルデータなどにもパスワードをかけて保管すると良いでしょう。
もちろん流出してもいいデータにはパスワードをかける必要はありませんが、少なくとも契約書や見積書など金額が書かれたものにはパスワードをかけてください。
<h3>機密書類は適切に処理する</h3>
次に行うのは機密書類を適切に処理することです。
データばかりに目がいっていると、書類の管理があまりできません。