出張型シュレッダー処理サービスには機密文書の処理に必要な時間が短かったり、セキュリティ性が高いといったメリットがありますが、注意点もあります。出張型シュレッダー処理サービスを利用する時は、どんな注意点があるのか知る必要性があるでしょう。
それでは、出張型シュレッダー処理サービスのメリットと注意点についてご説明します。
出張型シュレッダー処理サービスのメリット
出張型シュレッダー処理サービスのメリットは、自社内で機密文書を大量に処理するのと比べてトータルコストが安くなる可能性があります。自社内で機密文書を大量に処理しなければならない場合、機密文書の処理に時間がかかるので社員一人の時間を割いてしまうことだけでなく、電気代やゴミ袋代、ゴミ袋の運搬代など様々な料金がかかります。
しかし、出張型シュレッダー処理サービスであれば機密文書を専門業者に渡すだけでいいので、上記の費用は一切かかりません。
出張型シュレッダー処理サービスの注意点
シュレッダーにかける前に情報が漏洩するリスクがある
出張型シュレッダー処理サービスには様々なメリットがあるとはいえ、そのセキュリティ性は万全ではありません。確かに処理業者に外注する方法よりもセキュリティ性が高いものの、外部に機密文書を持ち出すことに変わりはないからです。
出張型シュレッダー処理サービスを利用すると専門業者の車両が会社の近くまで出張してくれます。しかし、もし屋外の駐車場を利用する場合は車両がある場所まで機密文書を運搬する最中に事故が発生する可能性があります。
風に煽られて飛ばされてしまうといった事故が発生する可能性があるので、運搬中の事故には十分に注意しましょう。
場合によっては機密文書を分別する必要性がある
出張型シュレッダー処理サービスを利用する場合は専門業者のシュレッダーの仕様に合わせなければならないので、事前に金具部分やホチキスの芯、クリップやファイルなどを分別する必要性があります。場合によってはそのまま機密文書を渡しても問題ありませんが、業者側が分別することになるので作業時間が長くなるでしょう。
まとめ
出張型シュレッダー処理サービスは一見すると情報漏洩しないように思えますが、車両まで運搬する際に漏洩するリスクがあります。会社のすぐ近くまで出張してくれるからといって、油断しないようにしっかり機密文書を運ぶのが得策です。