氏名や住所、電話番号や家族構成などの個人情報が漏洩してしまうことで、思いもよらない事件に巻き込まれる可能性が高まります。高値で取引されたり、反社会的勢力に悪用されたりすることも……。
注意したほうがいいことは理解していても、一体どのように漏洩するのかよくわかりませんよね。そこで今回は、情報漏洩する原因を2つご紹介します。漏洩する原因を知り、しっかりと対策をしてくださいね。
自分自身のミスで流出させてしまう
インターネットの普及で、個人的にSNSを利用する方が増えました。顔写真や本名を公開している人も増え、これまでよりも個人を特定しやすくなっています。
IDやパスワードを複数のサイトで使い回している方も多いようですが、これはかなり危険。1つのサイトで漏洩してしまうと、他のサイトのパスワードなども芋づる式に特定されてしまうことに……。
忘れにくいからという理由で、生年月日や複数のサイトで同じものを使うのは避けましょう。
企業側から流出してしまう
インターネット通販で買い物をする場合、必ず個人情報を登録します。信頼できる企業サイトであったとしても、外部からのハッキングなどによって個人情報が流出するケースもあります。
また、インターネットだけでなく書類から流出する可能性もあり、信頼できる企業に渡した個人情報が必ずしも守られるとは言い切れません。
個人情報を守るために心がけたい3つのポイント
大手企業であっても個人情報が絶対に漏洩しないとは限りません。個人情報を守るためには、ご自身でも対策をしておく必要があります。対策方法にはいろいろありますが、最低限心がけておきたいのが次の3つです。
・パソコンやスマートフォンのアップデートをする
・知らないアドレスからのメールは、安易に開封しない
・ID・パスワードは推測されやすい文字を避ける
パソコンやスマートフォンのアップデートは時間がかかることも多く、どうしても後回しにしてしまいがちです。しかし、アップデートにより、ウイルスに対しての対抗ソフトやブロックする機能を追加することもあるので、できるだけ早急に対応しましょう。
また、基本中の基本ではありますが、知らないアドレスからのメールや怪しげなメールは開封しないことも有効です。IDやパスワードを複雑にするのも忘れずに行いましょう。
まとめ
個人情報が流出してしまうことにより、身に覚えのない請求が届いたり、情報を悪用されたりする可能性があります。トラブルに巻き込まれないよう、自分でできる対策をしっかりとして情報を守りましょう。