個人の機密文書廃棄には「溶解」がオススメな3つの理由
郵便で届いたDMや書類に書かれた個人情報、そのままごみ箱に入れていませんか?
その処分方法では大切な個人情報が漏洩し、最悪の場合、悪用される可能性があります。
かといって、捨てるものに時間をかけていられないですよね。時間のない現代人は、個人情報を捨てるためだけにいちいち時間をとっていられません。
そこでオススメなのが、溶解処理のできる廃棄業者を利用すること。紙を繊維になるまで水でほぐすので、情報が読み取られることはありません。作業を業者任せにできるので、忙しい方にもオススメです。
今回は、個人情報を安全に廃棄できる「溶解」についてご紹介します。
この記事を参考に、個人情報を守る廃棄方法を選択してくださいね。
個人情報は大切にするべき情報
近年はパソコンやスマホが普及し、情報に関して軽く考える人が増えています。
たとえば、スマホなどで情報を消したければ、削除ボタンひとつでクリアできますよね。もし都合の悪い情報があったとしても、削除すればデータは消えてなくなります。
しかし紙で残っている個人情報は、そう簡単にはいきません。
個人情報の書かれた書類をごみ箱に入れただけでは、全削除にはならず、情報が読み取ることが可能です。実際に、ごみ箱から個人情報が盗まれた事件も発生しています。
IT機器に慣れ親しんだ世代だからこそ、紙の情報も簡単に全削除できると安心してしまいがち。しかし実際には情報は削除できておらず、漏洩してしまうリスクが高まります。
では、個人情報を安全に廃棄するにはどうすれば良いのでしょうか?
個人情報の廃棄はシュレッダーだけではまだ不安
「ごみ箱に入れるだけだと情報漏洩が不安なら、シュレッダーにかければいい」
そう考える人もいるかもしれませんが、それだけではまだ不安が残ります。というのも、個人で使えるシュレッターは目が粗く、裁断しても内容が読み取れてしまうから。
ごみ箱からシュレッダーされた書類を抽出し、つなぎ合わせれば詳細を読み取ることができてしまいます。せっかく時間をかけシュレッダーするというひと手間をかけたのに、結局、情報が洩れる可能性があるのです。
個人の機密文書こそ「溶解」しよう
そこで、個人情報の廃棄にオススメなのが「溶解」処理のできる業者を利用した廃棄方法。
溶解というのは、紙を繊維になるまで水でほぐす手法のことです。溶解処理された紙は繊維になってしまうので、完全に読み取れなくなります。
個人情報は、この溶解処理で廃棄するのがおすすめな理由を3つご紹介しましょう。
・シュレッダーよりも漏洩リスクが低いから
・ごみ箱から情報を抜かれる心配もないから
・時間が節約できるから
シュレッダーよりも漏洩リスクが低いから
溶解廃棄がおすすめな1つ目の理由は、シュレッダーよりも漏洩リスクが低いからです。
先ほどもお話ししたように、シュレッダー処理だけでは、つなぎ合わせれば内容が読み取れる可能性があります。
しかし溶解処理をすれば、紙は繊維にまでほぐされ、もはや紙の姿は残りません。したがって、紙に書かれていた内容も読み取ることは不可能です。
情報漏洩のリスクは限りなくゼロといっても過言ではないでしょう。
ごみ箱から情報を抜かれる心配もないから
個人情報を溶解処理で廃棄することをオススメする2つめの理由は、ごみ箱から情報を抜かれる心配がないから。
溶解処理をおこなうには、専門の廃棄業者へ依頼することになります。したがって自宅のごみ袋に個人情報を捨てることはありません。
万が一、悪意を持って個人情報を抜き取ろうとする人がいたとしても、ごみ箱から個人情報を抜かれる心配がなくなります。
時間が節約できるから
個人情報は溶解廃棄がオススメの理由3つ目は、時間が節約できるからです。
個人情報を含んだ書類を自分で処分する場合、
・該当箇所を手で破る
・該当箇所をはさみで切る
・書類自体をシュレッダーにかける
といった手間がかかります。
仕事から帰って疲れている身体で、個人情報の書かれたDMや手紙を廃棄するのは、かなりの負担ですよね。
溶解業者に依頼することで、それらの手間は一切なくなります。日々の書類を箱に詰め、あとは送るだけで安全な廃棄が完了です。
忙しい現代人だからこそ、時間が節約できるのはありがたいですよね。
まとめ
毎日たくさん入ってくる個人情報の含まれた書類。IT機器の普及により、紙の情報も簡単に削除できると思いがちですが、実際は違います。
きちんとした廃棄方法で処分しないと、大切な情報が抜き取られ、悪用される危険性もあるのです。
個人情報の廃棄には、溶解処理のできる業者の利用がおすすめ。紙を繊維にまでほぐす処理のため、情報を読み取られることはありません。廃棄処理を業者任せにできるので、時間の節約にもなりますよ。