紛らわしい!シュレッダー業者と溶解業者って何が違うの?

大切な情報の入った書類を廃棄したい。そう思って調べてみると出てくるのは「シュレッダー業者」と「溶解業者」。

一体、どちらに頼めばいいのか、悩んでしまいますよね。

そこで今回は、どちらの業者を選べばよいのかわからないという方に、両者の違いをご説明します。

簡単にいうと、2つの違いは廃棄する際の方法の違いです。

シュレッダー業者は、シュレッダーで廃棄処理をする業者。
溶解業者は溶解処理をして廃棄する業者です。

この記事を参考に、どちらの業者を利用すればいいのか判断してみてくださいね。

シュレッダー業者とは

それではまず「シュレッダー業者」について見ていきましょう。

シュレッダー業者は、お預かりした機密文書を業務用の大型シュレッダーで裁断し、リサイクルする業者のことをいいます。

一般的な企業で使われているシュレッダーよりも大型で、裁断の細かいシュレッダーを使用しています。自社内でシュレッダー処理をおこなうよりは、安全な廃棄方法です。

シュレッダー業者を利用するメリットは、紙製ファイルなどにファイリングされたままでも廃棄に出せることです。

特に企業内の書類はファイリングされていることが多く、ファイルから書類を外すだけでも大変な労力が必要になってしまいます。

シュレッダー業者であればファイリングされたままの状態で廃棄できるので、時間的コストをかなり節約することが可能です。

一方、シュレッダー業を利用する際のデメリットは、裁断によっては読み取れる可能性があることでしょうか。大型シュレッダーを使っているため復元するのはかなり難しいですが、紙を裁断するだけという処理方法なので、読み取ることも可能です。

実際には、何千枚、何万枚という大量の書類をシュレッダー処理しているため、復元するのはほとんど不可能に近いでしょう。

溶解業者とは

続いて「溶解業者」について見ていきます。

溶解業者とは、紙を繊維になるまでほぐす手法を使う業者のことをいいます。

溶解処理をおこなうには、特別な薬品等が必要になるイメージがあるかもしれません。実際には薬品は使わず、水と機械の動きだけで紙を繊維にまでほぐします。環境にも優しい方法です。

溶解業者を利用するメリットは、何といっても機密情報が絶対に読み取れなくなることです。

溶解処理をおこなった書類は繊維になります。紙の状態ではなくなるため、決して読み取ることはできません。また、繊維を紙の状態に戻すこともできないため、一度処理してしまえば情報が漏れることはないでしょう。

溶解業者を利用する際のデメリットは、金属のついたファイルを回収できないことでしょうか。

溶解処理は「紙を繊維にする」という処理方法のため、紙以外を処理することができません。書類に混じって金属が入っていると回収できないので、きちんと取り除く必要があります。

利用シーン別おすすめ業者

ここまで、シュレッダー業者と溶解業者の違いをご紹介しました。

自社が使うべき業者が見えてきましたか?

続いて、利用シーン別にオススメの廃棄業者をご紹介します。もし当てはまるシーンで検討中であれば、ぜひ参考にしてみてください。

・ファイルに綴じられたまま出したい
・社内の書類を大量に処分したい
・契約書や顧客データなどを処分したい

ファイルに綴じられたまま出したい

たとえば、会計書類の保存期間が満了になったり、プロジェクトが終了したりして、書類が不要になったとします。

会計書類やプロジェクト関連の資料は、大抵の場合、ファイルにきちんと綴じられているはずです。これらの機密書類を廃棄する場合、いちいちファイルから書類を出していては時間がもったいないでしょう。

そのようなときにオススメなのは、シュレッダー業者の利用です。

シュレッダー業者であればファイリングされたまま回収が可能ですし、ホチキスなども外す必要はありません。時間的コストを削減でき、違うことに時間を使うことが可能です。

契約書や顧客データなどを処分したい

続いて、契約が満了になった契約書や、古い顧客データなどを処分するとします。

契約書や顧客データは会社の超重要機密情報です。絶対に情報漏洩は避けたい書類でしょう。

このような場合にオススメなのは、溶解業者の利用です。

溶解処理をおこなえば、情報漏洩は不可能になります。大切な機密情報だからこそ、安全な廃棄方法を選択したいですよね。

契約書や顧客データはあまり枚数も多くないので、金属の含まれるファイル等を取り除くのも大変な作業ではないでしょう。

社内の書類を大量に処分したい

最後に、年度が終わり、保存期間の切れた書類を1年分処分するとします。

1年分ともなると段ボール数箱、多ければ数十箱になり、一つひとつシュレッダーをかけるのは大変です。かといって、会社の重要な情報も含まれるため、情報漏洩には注意したいですよね。

このような場合にオススメなのは、シュレッダー・溶解どちらもできる業者の利用です。

会社の機密情報の多い書類だからこそきちんと処理したいですが、ファイリングされているものを取り外すのも手間がかかります。

シュレッダー・溶解どちらの処理もできる業者を利用することで、安全な廃棄と作業負担の軽減の両方の恩恵を受けることが可能です。

デルエフなら、シュレッダー処理をしたあとに、溶解処理をおこなっています。

絶対に守りたい大切な情報だからこそ、念には念を入れたいところ。シュレッダー・溶解どちらの処理も行うことをおすすめしています。

まとめ

シュレッダー業者は、ファイリングされている書類も気にせず廃棄に出せるのがメリット。
溶解業者は、情報を完全に復元不可能にできるところがメリットです。

どちらの業者を選ぶかは、廃棄する書類の重要度によって判断するといいでしょう。

どうしても情報漏洩させたくない機密情報を含んだ書類の廃棄は、デルエフのような、シュレッダー処理も溶解処理もできる業者を選ぶことが大切です。

 

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