【賃貸借契約書はすぐにもらえるわけではない?】
賃貸借契約書は賃貸物件の契約の際に必ず必要になるものですが、すぐにもらえない可能性があります。コピーをもらう場合もすぐにもらえない可能性があるので、賃貸借契約書を発行してもらう時はある程度余裕を持って話し合いをする必要性があるかもしれません。
それでは、賃貸借契約書がすぐにもらえなかった時や、コピーの発送を断られた場合の対処法についてご説明しましょう。
賃貸借契約書がすぐにもらえない時がある
基本的に賃貸契約を結んだら、鍵と一緒に賃貸借契約書ももらえます。
しかし、場合によっては賃貸借契約書が遅れて発送されることもあるので注意が必要です。あくまで発送が遅れるだけなので問題はないと思われるかもしれませんが、手元に賃貸借契約書がない間に何らかのトラブルが起きると対処しにくくなってしまいます。
賃貸借契約書の発送が遅れてしまうのは、発送する前に大家の捺印がない場合に、捺印をもらわなければならないからです。遅れるといっても大体1週間~2週間で届きますが、もしもそれ以上遅れる場合は管理会社に連絡しましょう。
再発行もコピーも断られたらどうすればいい?
もしも賃貸借契約書を紛失してしまい、管理会社や不動産会社に連絡しても再発行もコピーも断れてしまった場合、どうすればいいのか分からない人も多いのではないでしょうか?
そんな時は、各都道府県庁にある相談窓口や、消費者センターといった公的機関に相談するのがおすすめです。
さらに、全国宅地建物取引業協会連合会や全日本不動産協会などを初めとする、現在契約している不動産会社が所属している業界団体に相談するのも良いでしょう。
再発行は時間も手間もかかりますし、わざわざコピーするのも面倒に感じる管理会社や不動産会社も存在するかもしれません。しかし、納得できる理由もなしに拒否されるのに納得がいかないなら、公的機関や業界団体に相談するのがおすすめです。
まとめ
基本的に賃貸借契約書は鍵と一緒に渡されるものですが、場合によっては鍵だけ先に渡されて、後から賃貸借契約書が発送されるケースがあります。
1週間~2週間程度で到着する可能性が高いですが、それ以上遅れる場合は管理会社に相談しましょう。
また、賃貸借契約書を紛失してしまった時に再発行もコピーも対応してくれない場合は、公的機関や業界団体に相談するのがおすすめです。