【気を付けたいSNSの使い方】
TwitterやFacebook、Instagram……みなさんはSNSを通じて友人とコミュニケーションをとったり、情報発信をしていることでしょう。総務省のデータによると、20代の97.7%がいずれかのサービスを利用しています(2016年時点)。とても楽しいSNSですが、使い方を誤って一度「炎上」してしまえば、現在の生活だけではなく、今後の人生にも影響が出てしまいます。場合によっては、損害賠償問題になってしまうことも。
一度インターネットに公開された書き込みや個人情報は、一度拡散されてしまうと完全に消すことが困難になり、半永久的に残り続けます。たったひとつの投稿から一瞬にして人生が変わってしまうのです。
炎上にならないためには、どういったことに気をつけるべきなのでしょうか?
SNSを使う際に守るべき4箇条
1:他人の誹謗中傷は絶対にしない。
ツイートひとつでも、性格がみえてしまうもの。特定の個人や集団に対する侮辱、人種や性別、思想や信条・宗教、政治などに対して、攻撃的になったり差別的、排他的な表現はしないようにしましょう。
誰かを傷つけるような書き込みを知人に見られると、人格を疑われ評価が下がってしまうことも考えられます。誰かを傷つけるような書き込みは絶対にしないようにしましょう。
2:SNSの楽しみ方は、プライベートでの行動や思い出を他人と共有することにありますが、SNSの炎上を避けるための1番有効な方法は、“閲覧制限をかけること”。
これまでお伝えしてきたように、SNSは想像以上にリスクがあるものです。信頼できる友人以外に自分の投稿をみせないのが無難でしょう。
3:実名や会社、学校名は記載しない。SNSでは、自身を特定される書き込みはしないのが鉄則。「僕(私)は炎上しないから大丈夫!」という気持ちでは、将来後悔することになるかもしれません。もしもの時のために先手を打っておきましょう。
4:写真の背景には気を付ける。何気なく撮った風景の写真……そうした写真が、家の住所や大学を特定されてしまうきっかけになることも。背景に写り込んでいるビルの配置だけで、その人がどこにいるかが特定され住所を割り出されることもあります。
また、SNSに写真をアップロードする際には、不必要な位置情報が掲載されてないかも確認し、細心の注意を払っておきましょう。
まとめ
SNSを通して友人と交流したり、情報収集したりするのはとても楽しいことですが、一歩使い方を誤れば自分の首を閉めてしまう凶器となります。
また、“デジタルタトゥー”として半永久的に残ってしまうのもSNS炎上のこわいところ。
今一度、自身のSNSを見返してみませんか?自分の過去の投稿に、特定される内容やSNS炎上に繋がるものがないか確認しておきましょう。