【住所録は立派な機密文書!住所録が流出するとどうなる?】
住所録を取り扱っている企業は、その取り扱いに十分に気を付けた方が良いでしょう。住所録は様々な人の個人情報をまとめた機密文書といっても過言ではないので、万が一流出してしまうようなことがあれば大変なことになります。
個人情報はいくらでも悪用できるものなので、住所録の内容を流出させない対策が必要です。流出した時の危険性を把握して、すぐに対策を行いましょう。それでは、住所録が流出するとどうなるのかご説明しましょう。
住所録とは?
住所録とは友人や知人、取引先などの様々な情報を記載する帳簿です。
住所録には氏名や住所、郵便番号、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を把握できるように作成するのが目的ですが、厳重に管理しておかないと大変なことになるのは目に見えているでしょう。
この住所録は企業や学校、官公庁や趣味仲間などありとあらゆる集団で作成されるため、貴重な資料として活用される一方で個人情報流出の危険と常に隣り合わせになっていると言えるでしょう。
もしも住所録が流出したらどうなる?
もしも住所録が流出してしまった場合、迷惑電話やダイレクトメール、パスポートや免許証の偽造等ができてしまいます。あらゆる面で迷惑被る事態になりかねないだけでなく、非常にたちが悪い悪質な詐欺のために使われる可能性も大いにあるでしょう。
たとえば裁判所を装って出頭を要請するハガキを送りつけ、不安になった相手が電話をかけてきた時に電話番号を知られてしまったり、賞金が当たったという嘘のダイレクトメールを送り付け、賞金を受け取るための申込金を請求したりと様々です。
もしもパスポートや免許証の偽造に使われてしまった場合、身に覚えのない請求が来るといった被害に遭う可能性もあるでしょう。
このようなことがないようにするためにも、住所録は徹底して管理しなければなりません。
まとめ
住所録は様々な人の個人情報を集めた帳簿であり、絶対に流出させてはいけないトップシークレットレベルの機密文書だと言えます。ひとたび流出してしまえば必ず悪用されると言い切って差し支えありませんし、様々な機密文書の中でも厳重に管理するべきものです。
確実に情報を流出させないためにも、限られた人しか閲覧できないようにしたり、パスワードを設定したりと様々な対策が必要です。