【POSシステムを導入してウイルス感染したらどうなる?】
POSシステムは優れた仕組みによって重要な機密情報を収集・蓄積・管理してくれるので、販売事業等を行っている場合に非常に利便性が高いシステムとなっています。
しかし、オンラインで使用する関係上。マルウェア攻撃によってウイルスを仕込まれてしまうと、外部情報を漏洩させるだけでのシステムになってしまいます。特にPOSシステムを搭載したPOSレジを使用する場合はセキュリティ対策が必須となるでしょう。
それでは、POSシステムの仕組みや、POSレジにウイルスを仕込まれた場合の被害についてご説明しましょう。
POSシステムの仕組み
POSシステムの仕組みは、基本的に商品販売や決済を行うバーコードをスキャンすることにより、商品一つ一つのデータを収集・蓄積・管理していくようになっています。
バーコードから収集したデータがPOSシステム内のデータと照合することにより、レジ画面に商品や価格などが表示されるので、決済が完了すると売上情報がPOSシステムに蓄積されるため、その情報を基に様々な目的で活用していきます。
マルウェア攻撃によってウイルスが仕込まれたらどうなる?
もしもPOSレジがマルウェア攻撃によってウイルスを仕込まれてしまった場合、顧客情報や個人情報の流出ならびに業務データや機密情報の窃取が行われてしまいます。
顧客情報には顧客の氏名や住所、購入履歴、クレジットカード情報などが記載されているため、情報を売るなりクレジットカードを悪用するなど様々な手口で悪用されるでしょう。
また、業務データや機密情報が漏洩してしまうと、一般的に公開していないデータすら漏洩されてしまうので、競合他社との競争に悪影響を与えたり、取引先からクレームが入ったりと様々なデメリットが発生します。
特に商品の原材料や製造方法なども絶対に漏洩してはいけない機密情報なので、相応の最悪な被害に繋がってしまうでしょう。
まとめ
POSシステムは利便性が高い反面、オンラインで活用されるのでマルウェア攻撃によってウイルスを仕込まれてしまう可能性があります。
万が一ウイルスが仕込まれるようなことがあれば大損害、ひいては顧客からの信頼の失墜、最悪の場合倒産することも十二分にあり得ます。POSレジを導入する時は、強固なセキュリティ対策が必須となるでしょう。