『機密文書に関するISOはあるのかな?』
『あるとすればどのようなものなのだろうか?』
こんな疑問を持ちではないですか。
ISOというと国際標準化機構といい、様々なものの物差しとして使用されています。
実は、機密文書に関するISOが存在することもご存知でしょうか。
そこで今回の記事では、機密文書処理の専門業者であるデルエフが、このISOについて解説していきます。
この記事を読むと、ISOとは何か簡単にわかるので是非最後までご覧ください。
機密文書に関するISOとは
ISOと言うと、比較的大手の会社となると様々な規格を取得していることでも有名です。
では、機密文書に関するISOは存在するのでしょうか。
結論から言うと、機密文書をマネジメントするISOが存在しています。
そこで、この項目では、このISO規格について簡単に解説していきますよ。
ISOとは
まずISOとはどんなものなのでしょうか。
名称が先行しがちで中々イメージがつかないですよね。
ISOとは、国際標準化機構と呼ばれるものであり、様々な分野で国際的に統一できる基準を作っていく規格です。
例えば、非常口のマークはISO7010を採用したマークであるのはご存知でしょうか。
こういった国際的な規格を作ることで、誰でも比較的分かりやすい基準で様々なものを運用することができます。
ISO27001とは
さて、機密文書に関する国際規格はISO27001が割り当てられています。
この規格を採用していることで、情報セキュリティマネジメントに関する一定の運用がなされているという証明にもなりますよ。
ISO27001で評価されるポイントは?
機密文書に関するISOで評価されるポイントは、情報の機密性が担保されているかどうかが評価されます。
また認証を行う際には、自社の保有する情報にどのような漏洩リスクがあり、どういった対策を講じるのかについて手順書を作成する必要もあるんですね。
こういった一定のマネジメントが行われているという証明を自社以外に行う認証でもあるので、情報を取り扱う会社であれば、取得を目指すべきISOとなっています。
機密文書のISOとプライバシーマークどちらがいいの?
機密文書の中には個人情報も含まれ、会社によってはプライバシーマークを取得しているところもあります。
実際には、どちらの規格を採用した方がいいのかについてここでは解説していきます。
社内向けであればISO27001で決まり
社内向けにどのような機密文書の取り扱いをするのかをルール化する目的を示すのであれば、ISO27001を取得しましょう。
評価ポイントの項目で述べたように、情報漏洩のリスクマネジメントが求められるため、全社的なルール作りに有効です。
対外向けならプライバシーマーク
BtoC分野における、対外的な規格としてはプライバシーマークが有効ですよ。
まず第一に、プライバシーマークは個人情報保護に特化した規格であるという点があげられるからです。
また、ISOよりも一般の消費者であればプライバシーマークの方が認知度が高い傾向にあるという点もあげられます。
ISOはBtoB分野では有効
対外向けでもBtoB分野で情報を扱う会社であれば、ISO規格を優先して取得した方がいいです。
理由としては、契約を行う際には、情報分野に特化した方が担当することになり、なぜISO規格を取得していないかという点で質問に合うことを防ぐことができるからです。
ビジネスマンを相手にする企業の場合は、プライバシーマークよりもISO規格を採用し、自社の情報セキュリティマネジメントエリアを拡大し対応する施策を打ちましょう。
機密文書のISOあくまで運用面だけ
機密文書に関するISO規格はあくまで運用面だけを規定するものであり、最終段階である廃棄にまで言及することはありません。
このポイントを抑えつつ、廃棄にはどのような業者を選べばいいかここでは解説していきます。
機密文書は廃棄時が一番のポイント
社内管理されている機密文書が大量に運び出されるときは廃棄時です。
廃棄の際に、置き忘れなどによって情報漏洩が起きればISOを取得した意味もありませんよね。
でも、ヒューマンエラーは避けようがないものでもあります。
こういったヒューマンエラーが予測される場合には、専門業者への依頼が一番効果てきですよ。
廃棄を行うには業者選びが重要です
廃棄を行う際には、ヒューマンエラーの回避から業者に依頼することがベストです。
ただ、業者を選べば当然コストが発生してしまいます。
近場の処理業者が割高だなと感じたときに強い味方になってくれるのが、弊社デルエフです。
最安980円から機密文書回収を承っております。
まとめ
今回の記事では機密文書に関するISO規格について解説してきました。
情報セキュリティマネジメントを規定するISO27001を取得しておけば、BtoB分野における対外的な信頼性はあがります。
ただ、どれだけ運用に成功しても、最終段階である廃棄時に漏洩が起こってしまえば意味がないので、慎重に業者選びを行って下さいね。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。