『機密文書は一般廃棄物か産業廃棄物どちらなの?』
『業種によって何か違いはあるの?』
こんな疑問をお持ちではないですか?
機密文書はデータ化されているもの以外は全て、紙くずとして分類されるゴミとなります。
でも、事業上出てしまったゴミは一般廃棄物なのか産業廃棄物なのかを特定して処理する必要があり、処理方法を間違えてしまうと懲役もしくは罰金刑に処せられてしまいます。
そこで、この記事では機密文書廃棄の専門会社であるデルエフが、機密文書はゴミ処理を行う上でどういった扱いになるのかを解説していきます。
この記事を読むと、機密文書の廃棄方法の最適解が分かるので是非最後までご覧下さい。
機密文書の廃棄物分類について
機密文書の廃棄物分類としては、紙くずとして扱われています。
更に大枠で廃棄物の分類は以下の2通りにカテゴライズされますよ。
1. 産業廃棄物
2. 一般廃棄物
各カテゴリーのルールを定める細かい法律も存在しますが、まずは機密文書がどちらに属するのかを確認していきましょう。
産業廃棄物とは
産業廃棄物は、法律で定められた燃え殻や廃油、その他の人体に悪影響を及ぼす恐れのあるものを指します。
産業廃棄物は廃棄物を出す会社自身で廃棄しなければならず、産業廃棄物処理基準に従った処理が求められます。
一般廃棄物とは
一般廃棄物は上記の産業廃棄物に該当しない事業場からでる廃棄物全般を指し、その中でも特に人体に有害なものについては、特定一般廃棄物と呼ばれます。
ただ、特定一般廃棄物以外は、市町村のルールに従って捨てればよいだけなので特別なコストがかかるということもあまりありません。
紙が産業廃棄物となる業種は?
機密文書を廃棄する場合には紙くずとされており、紙くずは一般廃棄物となります。
そのため、シュレッダーにかけたり、破いたりして一般のゴミと同じように捨ててしまえばコストはかかりません。
でも、建設業に関わる紙パルプや、印刷業・製本業を営む会社に関わる紙くずは産業廃棄物としての扱いを受ける点に注意して下さい。
自社で機密文書を廃棄する手順について
さて、ここまでで特定の事業を営む会社以外であれば、紙くずは産業廃棄物として扱われないことがわかりました。
そのため、機密文書は基本的に一般廃棄物として廃棄することができます。
そこで、この項目では機密文書の廃棄を自社で行う場合にはどういったことができるのかを解説していきます。
シュレッダーにかける
まず多くの会社で実行されているのが、機密文書をシュレッダーにかけることです。
シュレッダーを使用することで、書類が裁断され復元をしない限りは外に漏れるということはありません。
焼却処理する
シュレッダーよりも確実に復元不可能にできるのが、焼却処理です。
機密文書を焼いてしまうことで、燃え残ったり、燃やす前の書類が盗まれない限りは二度と情報が世にでることはありません。
ただし、リスクもあります
しかしながら、上記2点にはリスクも存在します。
自社で比較的安価に行うことができる機密文書の処理方法ですが、流出リスクを0にすることはできません。
シュレッダーにかけゴミに出したとしても、復元されてしまえば情報が流出してしまいます。
競争が激しい業界こそ、こういったリスクは限りなく0にした方がよいでしょう。
機密文書を廃棄するもっともおすすめ方法について
さて、機密文書を廃棄する際にノーリスクで廃棄する確実な方法とは何があるのでしょうか。
それは機密文書廃棄を専門に取り扱う業者に依頼することです。
では、どういった基準で選べばいいのか、そしてどんな業者を選べばいいのか最後に解説していきます。
手間のかからない業者を選ぼう
まず第一に機密文書の廃棄はコストがかかるだけで、売上には直結しない業務です。
だからこそ、手間を全くかけることなくワンストップで処理してくれる業者に依頼するといいですよ。
任せておけば何もせずに処理が完了する業者を選択するようにしてくださいね。
実績を持った業者を選ぶべき理由とは?
また、漏洩事故が一回もない業者を選ぶことも重要です。
お金をかけて依頼をする以上、実績がなかったり、新興の機密文書処理専門業者はなるべく避けるようにしてください。
これらの業者を見積もりの安さだけで選んでしまうと、情報流出にそのままつながってしまい余計な損失が膨らむだけになってしまいます。
一つの解答はデルエフを選ぶこと
機密文書廃棄業者について、一つの解答があるとすれば弊社デルエフです。
創業開始から83年が経っていてもなお、漏洩事故は一度もありません。
厳格な管理体制の元、重要情報の廃棄を行っていきます。
まとめ
今回の記事では、機密文書が一般廃棄物なのか、産業廃棄物なのかについて解説してきました。
機密文書は紙くずに分類され、ほとんどの事業所では一般廃棄物とみなされます。
ただし、一般廃棄物と同じ処理方法を行ってしまうと、情報漏洩の危険性もありましたね。
機密文書は一般廃棄物であっても必ず、専門業者を通した廃棄してください。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。