個人情報含むUSBメモリや手帳などがひったくり被害

大阪市立菫中学校の教諭が帰宅途中ひったくりに遭い、生徒の成績情報含むUSBメモリや、緊急連絡先が記載された手帳などが盗まれた。

5月29日23時40分ごろ、同教諭が学校から帰宅する途中にひったくりに遭い、自転車の前かごに入れていた鞄ごと盗まれた。被害届を提出したが、犯人や盗難物は見つかっていない。

同市教育委員会によれば、奪われたUSBメモリには、2008年度の1年生女子および2年生女子計189人分の保健体育に関する成績情報や、2009年度3年生女子126人分の体育の成績、2年生と3年生461人分の名列表のほか、運動会の映像記録などが保存されていた。

また手帳も被害に遭っており、担任学級の生徒39人とその保護者の氏名、住所、電話番号や、担当している部活動の部員14人の氏名、住所、電話番号などが記載されている。

同校では、全生徒や保護者へ説明会を開催して謝罪、今後の対応などを説明する。また教育委員会では、個人情報の管理徹底をあらためて指導した。

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