障がい者によるPCリユース事業開始のお知らせ

障がい者の雇用創出・維持と自立支援、労働条件の改善と、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みの一環として、廃棄処分されるパソコンの再生事業を開始いたしました。

長年培ったノウハウで回収したパソコンに搭載されているHDD上の機密情報を抹消し、安心安全な情報廃棄を行うとともに、新品SSDへの交換でパソコンの処理速度を向上させたPCは、新たなユーザーの下で再利用されます。

また、リユースにかかる作業を障がい者就労作業支援所にて行うことにより、障がい者の雇用創出・維持と労働条件の改善を図ってまいります。

リユース作業の流れ

廃棄されるパソコンを作業所に搬入します。

障がい者の手によって解体、交換、清掃を行い、動作確認チェックを行います。

リユース作業が完了したパソコンはエアパッキンで丁寧に梱包しお客様に発送されます。

障がい者の就労・自立支援と限りある資源の有効利用

お預かりした廃棄パソコンは、障がい者就労支援作業所にてリユース・リサイクルしています。

【リユース】
 データ消去、動作確認のチェック、パーツ交換や清掃作業のうえ、OSなどをインストールして再利用可能な状態にします。

【リサイクル】
 再利用できないパソコンは20~30に及ぶパーツごとに取り外し、資源としてリサイクルしています。

障がい者就労作業支援所とは

障がい者就労作業支援所では、障がい者一人ひとりと向き合いながら、その人の特徴を理解し、様々な就労活動が行えるよう支援を行っています。

昨今、就労作業支援所にて受注する仕事の単価が大幅に減少し、最低限の賃金給付や労働時間を提供することが難しい状況となっており、障がい者の自立した生活を送るための支援への影響が懸念されています。

そこで私たちは障がい者の雇用維持、創出と自立支援を実現すべくPCリユース事業をスタートいたしました。

SDGs(持続可能な開発目標)の推進

教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。

若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事ならびに同一労働同一賃金を達成する。

年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、すべての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。

廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。

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