横須賀市は、個人情報が記載された書類の紛失や誤送付など、4月に判明した事故3件について公表した。

1月26日に市立小学校から送付された児童6人分の「就学援助費交付申請書」が所在不明になっていることが、4月9日に判明したもの。書類には申請 者の氏名、住所、電話番号、家族構成、振込先金融機関名、口座番号が記載されていたほか、「児童扶養手当証書の写し」が添付されていた。

また4月7日には、環境第1事務所の職員が帰宅途中に業務資料を鞄ごと紛失した。交通事故被害者の氏名、住所、年齢、学校名、けがの状況、弁護士名のほか、休職中の職員の氏名と病名などが記載されていたという。

さらに、受給者の氏名や住所などが記載された「障害者医療費受給者証」1件の誤送付も発生している。4月6日、職員が受給者証を送付する際、封筒に本人のものと一緒に別人の受給者証を誤って封入し送付したもので、関係者に対し説明や謝罪を行った。