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一見するとクレジットカードは機密文書ではないと思うかもしれませんが、個人情報が詰まった機密情報の塊です。一般社団法人日本クレジット教会が2016年9月30日に公表した「クレジットカード不正使用被害の集計結果について」のデータによると、クレジットカードの不正使用被害額は2014年で約114億、2015年で約120億、2016年1月~6月には約73億と、年々被害額が上がっています。 つまり、それだけクレジットカードを不正使用しようとしている人がいるため、クレジットカードを処分する時は細心の注意を払うべきです。それでは、クレジットカードの処分方法についてご説明しましょう。

有効期限が切れたクレジットカードの処分方法

有効期限が切れたからといってそのまま捨ててしまったとしても、不正使用される可能性は十分にあります。油断していると被害に遭ってしまうので、きちんと処分する必要性があります。 まず、クレジットカードは元が判別できなくなるまで細かく切り刻みましょう。一般的なシュレッダーだと壊れる可能性があるので、プラスチック用のシュレッダーで切り刻むのもおすすめです。ただ、クレジットカードは若干硬いので、適当に数回切っただけで済ませてしまう人もいるでしょう。 しかし、数回切った程度では接着剤等でくっつけるだけで使えてしまう可能性もあるので、必ず切り刻みましょう。特に以下の項目は完全に判別できないようになるまで切り刻む必要性があります。 • 名前 • 会員番号 • 有効期限 • セキュリティコード • 署名欄 • 磁気ストライプ • ICチップ 特に以上の情報が判別できなくなるくらい切り刻んでおくと安心して処分できるでしょう。 ハサミでも切り刻むことはできるので、自宅でも問題なく処分できます。

まとめ

クレジットカードによる不正使用は今後も起こり続けるでしょう。しかし、利便性が高いクレジットカードは、一度個人情報や会員番号などの重要な情報が漏れ出てしまった場合、不正使用される可能性が高いです。 たとえ有効期限が切れていたとしても不正に使用することができるので、油断してそのまま無造作に捨ててしまうのはNGです。機密情報の塊であるクレジットカードを処分する場合は、必ずハサミはプラスチック用のシュレッダーなどで確実に切り刻んで処分しましょう。
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